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執筆者の写真嶋写真事務所

子どもと大人のはざま 7歳七五三【お支度編】

更新日:2023年6月12日


こんにちは。シマです!

今日は7歳女の子の七五三をご紹介します



この日は美容室でお支度

私たちも心よく迎えてくださりありがとうございました!



お母さんは別の美容室でお支度中とのことで

お父さんに見守られる中お支度です



お母さんと離れて少々、、いえ結構緊張しています


お支度中に私たちはお着物や小物の撮影を



お着物はお母さんが七五三でお召しになったもの


遠く離れたおじいちゃん、おばあちゃんはコロナ禍のためお越しいただけませんでしたが

二代に渡って同じ着物で七五三を迎えられた事に

きっと誰よりもお喜びになったはず



少し、緊張が解けたかな?

いえ、まだまだ緊張が伝わってきます

髪の毛かわいいね

着物も楽しみだね

鬼滅の刄見てる?

と雑談でなんとかみんなで緊張を解こうと試みるも

見ざる言わざる聞かざる


彼女も含め、そこにいる全員が「おかあさーーーん!」と心の中で叫んだ頃

お支度を終えたお母さんが到着されました


よかったよかった



お母さんと手を繋ぎながらお着付けをして

この日初めての笑顔が



お母さんの手は魔法の手だね


さ!いよいよみんなで神社に出発です


お母さんと手を繋いでのお支度

すてきな時間でした

手を繋いでいろんなことがお互いに伝わってきたんだろうなー


そうだよねーお腹の中にいたんだもんね

お父さんはちょっと寂しいと思いますが

やっぱり特別な何かがあるんだろうな



昨年もう一つ心に残っているお支度のシーンがあります


主役は3歳の女の子

( 写真が見せられず残念ですがぜひ想像してみて下さい )


どうしてもお被布を着てくれないんです

今日が何か特別な日だということがしっかり分かって

3歳の胸はいっぱいだったのだと思います


体をよじってお被布が着れないように、ずーっとふざけてしまう


きっとお母さんは私たちへの気遣いからくる焦りや

練習では着てくれたのに

というもどかしさがあったと思います


長い時間、何とか着せなくちゃ、と文字通り格闘されていましたが

ある時その格闘をピタッと止めて


娘さんをぎゅっと抱きしめ

「あなたの気持ちが分かるよ」

と声をかけてました


本当はできるのに、恥ずかしいんだよね

お母さんは分かる、あなたの気持ちがよく分かるよ


と静かに、優しく話しかけて

しばらくの間、お子さんを抱きしめていました


私の言葉ではその光景は伝わり切りませんが

静かで優しい時間は映画のワンシーンのようで

私たちはその日、夜寝る前も

今日のあの光景は本当にすてきだったね、と

美しい光景を振り返りました


事実は小説よりも美なり

( ある先輩カメラマンの名言を拝借します )


お母さんにも

お母さんの気持ちに応えた3歳の女の子にも

私たちは静かに感動しました



ちょっと余談が長くなりましたが

子どもと大人のはざま 7歳女の子は後編に続きます


どうぞお楽しみに!


















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