【 川越氷川神社 】春のお宮参り
- 嶋写真事務所
- 22 時間前
- 読了時間: 5分
玄関を上がり、リビングの方へ目線を向けるとあの日と同じ景色。
指定席に座るおじいちゃん。

この佇まいにピンと来た方もいらっしゃるはず。
ちょうど3年前の春、同じようにご実家へお邪魔しました。
こちらが3年前のおじいちゃんとの出会いの写真。

そうなのです。今日のご依頼主は2022年の桜の季節に川越で前撮りをされたおふたり。

おめでたいことにご家族にニューメンバーをお迎えしたということで今日はお宮参り。
とても嬉しい再会の日なのです。
お子様のご誕生おめでとうございます。新郎さん改めパパです。


そして新婦さん改めママ、あの日と同じように支度をしています。

お宮参りの相談をもらった際、最初は駅の近くのお店で着付けを依頼しようかな、とお考えでしたが
もし検討の余地があれば、前撮りの日と同じくヘアメイクの鳥屋さんに自宅に来てもらって着付けをするのはどうですか?と提案しました。
お二人も「ぜひ!」と言ってくれて、こうして鳥屋さんと3人でお家にお邪魔したのです。
お家での支度を提案したのは体が楽だろうな〜と想像したのと
また皆さんのお家の中ならではの写真を残したいなと思ったから。
そしてその提案はやっぱり正解でした。
だってお家にお邪魔しなければ、この写真は撮れなかったわけですから。

おじいちゃん、可愛いひ孫さんのご誕生おめでとうございます。
3年前の前撮りの日、95歳のおじいちゃんは「長生きしてよかった」なんて涙ながらに話していましたが
今日はその時以上に嬉しそう。

向かって右はお父さん改めシンおじいちゃんです。
おじいちゃんズは二人とも抱っこをしたくてたまらないようで
「バレーボールか!」というくらい、お孫さんが二人の間を何度も行ったり来たりしていました。
こんな風にツッコみたくなるのも、2回目のご依頼というところが大きいように思います。
大人なので実際ツッコミませんでしたが、3回目だったらツッコんでたかもですね。
それくらいはしゃいでしまうほど私たちにとっても嬉しい日なのです。
シンおじいちゃんの言葉を借りると
ひいおじいちゃんは「お勤め」( デイサービス )にお出かけし
シンおじいちゃん、お孫さんを独り占めしています。




ひいおじいちゃんと、おじいちゃん、おばあちゃんと
代わるがわる赤ちゃんを抱きながら、それぞれがそれぞれの記憶を手繰り寄せているように見えました。
手繰った先にあるのは、きっとママが生まれた頃の記憶。
ずっと前にもこの場所で、ママを囲んでこんな時間が流れたんだろうなと想像しました。
後日、家の中でそんなことを感じながら撮影したことをパパにメールでお伝えすると
「僕も同じことを考えていました。この家で妻も愛情たっぷりに育ってきたんだろうな、と嶋さんの写真を通して嬉しくなりました。」とお返事をくれました。
私たちのお客様って本当にすてきな感性をお持ちなのです。
さて、ママの支度も整いました。


やっぱりママの抱っこが1番落ち着くんでしょうか。
少し前までふたりでひとつだったもんね、特別な繋がりがあるんだろうな。
今日はパパもシンおじいちゃんの着物を借りてお参りへ。

みんなの支度も順調に整い( さすが鳥屋さん!)、いざ出発です。
お参りは川越氷川神社へ。
二人の晴れの日はいつも気持ちのいい青空で、何でもママが強力な晴れパワーを持っているそう。

神様へ、ありがとうとはじめましての挨拶をして皆さんが戻ってきました。

生まれたばかりのお子さんもとっても可愛いのですが
境内で私たちを見つけると、パッと笑ってくれるお二人が可愛くてたまらないのです。
神様への挨拶も無事に終えたので、少しの間境内をお借りして写真を撮らせてもらいます。



主役の娘さんは春の空気と皆さんの抱っこが心地よいのでしょう、いい夢を見ているようです。
前撮りの日もずっと楽しそうに笑ってくれていたお二人でしたが、
ひいおじいちゃんと同じく、今日はもっと楽しそうで嬉しそう。



このブログを書くにあたって写真を見返していたら
パパと娘さんの2ショットを時間を置いて2回撮っていて
「何かあったんだっけ?」と少し考えました。
そして思い出しました。
撮影がおしまいに近づく頃、「何か撮っておきたい写真ありますか?」とお二人に聞いたところ
「僕が抱っこしていた時泣いていたから、もう1回二人で撮ってほしい」
とパパからリクエストがあったのでした。
可愛いリクエストに嶋さんと二人で笑い、ご要望にお応えして撮らせていただきました。



最後に氷川神社のすぐ近くに早咲きの桜が咲いていたのでそちらで1枚。


春ですね。嬉しい春がやってきました。
お宮参りは今からちょうど1年前のことですが
写真を見ながら、この日あった事を改めて思い出しました。
千と千尋で銭婆が
「一度あったことは忘れないものさ、思い出せないだけで」
と千尋に言っています。
私は結構記憶力には自信があって、まあネチネチとして性格なのですが
それでもやっぱり気づかないうちに思い出せなくなった事もたくさんあると思います。
でも写真を見ながら「もう1回娘と2ショットを撮ってくれ」とお願いした時のパパの可愛い照れ笑いを思い出しました。
それは写真には残っていないけれど、写っていないことも思い出せるのが写真の魅力のひとつなのかもしれません。
結婚写真を撮ったふたりに桜の下でまた会えて、
二人が三人になって、あの日より一層幸せそうで
感無量の春のはじまりでした。
二人の門出の写真に続き、ご家族の大切な節目の写真をお任せいただきありがとうございました。 またお会いできる日を楽しみにしています! 撮影のご相談はこちらから。


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